カズさんソロ公演
カズさんのソロ公演。今まで10年くらいカズさんの公演をみさせてもらったきたのですが、今回の舞台は一番好きだった。カズさんが完全ソロという名目でやったのを観たのは、2008年の国際フォーラムが初めてだった。その時、タップダンスをやってきた中で一番感動した瞬間だった。袖でみていたのだけど、1人で作品を作り上げるというものを目のあたりにしてこんなにも表現出来るものなんだと感動したのを覚えています。ボレロに似たリズムが淡々と流れていく中、カズさんがソロを構築していく。そのじかんと一体になっていった自分もいてその高揚感はとにかく爆発的なものがありました。2009にも二度目の国際フォーラムがあった。一人でタップで自分を表現。憧れました。だから僕自身もソロをもっとやりたいと思うきっかけにもなったんだとおもいます。震災のあと、2011の8月にもソロをWWWでカズさんはやりました。あの時はどうにもならない感情をタップにぶつけ続けた時間だったと思いました。レイハラカミさんが亡くなった事など、その時期に起きていた全ての事を昇華しようとするように僕には見えました。僕もあの時期の事は覚えていない出来事もあるが鮮明に記憶に残っていて、とくにTOHOKUというナンバーのソロは忘れられないです。今回、オチャードホールで2度目の公演。今回のオーチャードは久しぶりのソロでした。どんなものになるんだろうととても楽しみにしていました。
空間、音、光の全部がとても高い意識で準備されていた。素晴らしいスタッフの方に恵まれて、カズさんが理想にしているチームが少し見えつつ、あるんじゃないかなと思いました。そんな空間の中踊る70分。舞踏を見ているような時間でした。誰かにあわせていくんじゃなくて、そこにいる人達がカズさんに引き込まれていく。タップをやってからタップの舞台を見る時に感じる気持ちなどはたくさんあるんだが、表現というくくりで今回のものはみれました。もちろん音楽でありダンスでありタップだったのだけど。それよりも遥かに表現というものに執着してただそれを120%とベストな形でやり続けているようにみえました。頭で考えられる事がおこなわれるのではなく、感じたままに瞬間がつくられていく。やっぱりカズさんのかっこいいと思うところはそれだと思いました。またそれをあの2000人の前でやり続ける勇気というか意志というようなものが凄くみれました。そこへの挑戦であり、ありのままの表現という事をたくさん感じれました。だからすげえんだなって思いました。そしてたくさんの刺激はふつふつと自分のタップへの向き合い方へと気持ちを変えて今、凄くそれがあります。すごい2日間でした。本当に素晴らしかった。ありがとうございました!
空間、音、光の全部がとても高い意識で準備されていた。素晴らしいスタッフの方に恵まれて、カズさんが理想にしているチームが少し見えつつ、あるんじゃないかなと思いました。そんな空間の中踊る70分。舞踏を見ているような時間でした。誰かにあわせていくんじゃなくて、そこにいる人達がカズさんに引き込まれていく。タップをやってからタップの舞台を見る時に感じる気持ちなどはたくさんあるんだが、表現というくくりで今回のものはみれました。もちろん音楽でありダンスでありタップだったのだけど。それよりも遥かに表現というものに執着してただそれを120%とベストな形でやり続けているようにみえました。頭で考えられる事がおこなわれるのではなく、感じたままに瞬間がつくられていく。やっぱりカズさんのかっこいいと思うところはそれだと思いました。またそれをあの2000人の前でやり続ける勇気というか意志というようなものが凄くみれました。そこへの挑戦であり、ありのままの表現という事をたくさん感じれました。だからすげえんだなって思いました。そしてたくさんの刺激はふつふつと自分のタップへの向き合い方へと気持ちを変えて今、凄くそれがあります。すごい2日間でした。本当に素晴らしかった。ありがとうございました!
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